これを読めたことをとても嬉しく思いました。
日本人なのに
太平洋戦争のことを知らなすぎる自分を
はっきりと感じさせてくれました。
少し前に
「たかじんのそこまで言って委員会」で
故三宅久之さんの追悼の会がありました。
その会で三宅さんが
特攻で犠牲になられた方々の写真と共に
花嫁人形が飾られている資料館で
泣いてみえるシーンがありました。
日本のために亡くなった若者へ
結婚もできなかった若者へ
せめて花嫁人形と一緒に・・・
という思いからです。
永遠の0を読みながら
何度もそのシーンが
脳裏に蘇りました。
戦争に関する教育は
日本で必ず受けます。
国語の教科書には
高学年あたりからは必ず1つは
戦争に関わる作品が載っているし
社会などでも学習はします。
でもそれは生々しさには欠けます。
恥ずかしいですが、
この年になってより詳しく戦争について
考えさせられました。
もっともっと戦争に関わる本を読んでみようと思いました。
余談ですが、
戦争のことだけでなく
高齢者の方のお話ってすごく貴重だと
最近つくづく思います。
うちの夫のおばあちゃんはもう90です。
戦争時の話も少し聞きましたが、
それ以外でも
おばあちゃんの思い出話を聞いていると
昔の日本ってそんな感じだったんだなあと
すごく勉強になります。
おばあちゃんは私たちに昔の日本を話そうと
気張って話しているのではありません。
おばあちゃんの思い出話から
ああ、日本がそういう時代だったのか
とか想像しているだけです。
書物は必ずしもすべてを残せているわけではなく、
ましてやデータ化された情報はいつまできちんと残せるか
心もとないものです。
先人の経験や暮らしの情報は
できるだけ心に刻んでいきたいなあと思いました。
[2回]
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