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昨日9月22日
斑鳩町上宮遺跡公園にて
観月祭が催されました。
斑鳩の里を発祥とする
能楽「金剛流」の公演でした。
能楽「舟弁慶」
狂言「二九十八」
仕舞がありました。
公演中、残念ながら月は雲で隠れていましたが、
穏やかな照明と本物の火(火入れ式がありました)
のおかげで能舞台は幻想的な雰囲気に包まれていました。
すごく風流で雅を感じました。
貴族が夜に遊ぶって、こんな感じなのかな?と
その時代に心を馳せさせました。
まず能に関して。
タイトルに面白かったと書きましたが、
もちろん難しいところもたくさんありました。
私はもともと古文が好きなので良かったんですが
古文が嫌いな人にはよく分からないだろうなとも思いました。
実際夫は、古文が嫌いなわけではないんですが
理系の人だからか「難しかったわー」と言っていました。
私はゆっくりとしたセリフの流れからは
古文の心地よい響きがつたわってきます。
優雅な舞や仕草にも見とれました。
古典が好きな人は
絶対能楽には触れるべきだなと思いました。
狂言に関して。
これは言ってることもわかりやすいし
古文が好きとか嫌いとかじゃなくても
純粋に面白いと思います。
観客のみなさんも
要所要所ですごく笑っていました。
というわけで
「能」という日本の文化に触れることができました。
また近いうちに観に行きたいと思います。